1月もしゃ会開催〜1年越しの完成!

昨日は月に1度のもしゃ会の日でした。
画家はオディロン・ルドン、フランス人の画家です。
若いうちから画家として活動していましたが、50歳ぐらいからパステル等を使った色彩豊かな絵を描くようになりましたが、それまでは木炭などで描くモノクロの絵ばかり。
ただモノクロ、カラフルな時代に共通しているのはどちらも幻想の世界を描いていること。

 
「グラン・ブーケ」
1900年頃、ドムシー男爵からブルゴーニュ地方にある城館の食堂の装飾を依頼される。彼は全16点のパネルを制作、そのうちの1点。
モノクロ時代
寄宿学校を卒業したルドンは、植物学者のアルマン・クラヴォーとの出会いで顕微鏡のなかに見える世界を知り植物の世界に興味を持つ。
そこから一つのテーマとして植物を描き続けています。
宗教や文学などにも詳しかったそうです。
とても興味深い画家です。
2018年に三菱第一号美術館で開催されてルドンの展覧会に行きましたが、「グラン・ブーケ」は圧巻でした。2メートルはある絵を3年ほどかけパステルで描く。どんな心境で描いていたのでしょうか。
今回は「野の花」を模写に選びました。
縦長のラインが綺麗なのと壺も目をひきます。
下の絵はご参加いただいたYさんの作品。
去年から参加していただいていましたが、今回初めて完成まで辿り着きました!!素晴らしい。
今まではいつも途中で終わってしまっていたそう。
白い部分が残っている絵も見せていただきましたが、確かに白い部分が。
しかし昨日は違いました。
もしゃ会の最中に結構いいところまで進んでいたので少し延長して最後まで描いて頂きました。
乗っている時には最後まで突っ走ってしまうのもありです。
下は私の作品。
クレヨンで色画用紙に。
描いていて気づいたのですがクレヨン使うと元気になってくるというのでしょうか。
なんかエネルギーチャージされている気がしました。
お陰で紙に収まりきらなくなってしまいました。笑

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