ゴッホ「星月夜」もしゃ会、ぐるぐるな空に何を思う?

「星月夜」: ゴッホ、もしゃ会開催しました。
ゴッホといえば日本の浮世絵に影響を受けた1人として有名な画家です。
もう、浮世絵どんだけ凄いんだという感じになってきますが。笑
この絵もその影響が出ています。

制作年:1889年6月
当時治療のために入院していたサン・ポール・ド・モーゾール修道院にて描かれました。
窓から見える景色を描いたそうですが、実際に村は存在せずゴッホが別の場所でスケッチしたものを描いたのではないかとも言われています。

左側にある大きな糸杉を大きく目立たせる構図は浮世絵の構図とよく似ています。
(一つのものを目立たせる)
これによって画面が引き締まる。
糸杉と空の明暗の差もこの絵にドラマチックさをプラスしていますね。
明と暗、どちらかがないとお互い成り立ちません。
感情が複雑に渦巻いていそうな空と、下の村の雰囲気が対比していて面白いなと感じました。
なんとなくですが、村は平和そうな感じが私はしました。
描くのはちょっと大変そうですけれど。笑

ゴッホといえば糸杉ですが、信頼していた弟テオに「いつも糸杉に心惹かれている」という気持ちを伝えていたそうです。
それほどまでに惹かれている糸杉。
ゴッホにとってどのような存在だったのでしょうか?
ゴッホの中でシンボル的に何度も出てくるという事はその重要さは明白です。
そういった描いしまうもの。
どの画家もそのようなモチーフは存在しています。

今回この空の渦巻を描いていたらご参加されている方が、「なんかこの渦巻に酔いました」とのこと。
ちょっと腕を伸ばすなどしてストレッチして終了です。
ゴッホの強い思いが渦巻いていたのでしょうか。笑
ご参加いただきありがとうございました。

ししゃもしゃもじ

絵×英語×コミュニケーション+模写たまに哲学

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