【メルマガ】絵画の言葉: 伝え方の重要性と個性の探求

言葉に伝え方があるように、絵にも伝え方があると気づいたある昼下がり。私は饅頭を食べていた。
言葉には伝え方があり、絵にも同様に伝え方が存在します。しかし、その方法に薄っすらと気づきながらも、構図や配色を学ぶことを先延ばしにしていました。
 
本当にそれは重要なのか?そんな疑念があったのかもしれません。
 
小さな子どもが自分の気持ちをペラペラと話すように、私も自分の描きたい絵を好きなように描いてきました。しかし、好きなように描くことと、見てくれる人に伝えることはまた別物です。絵を通じたコミュニケーションは、言葉と同様に伝わりやすく工夫する必要があります。
 構図や配色なども学んだほうがよりいい絵になると、知っていたことをやっと行動へと移せる段階になってきました。
 
構図は絵の要と言われています。
 
それでも先延ばしにしていたけれど、構図によって絵から受け取る印象は大きく変わります。
 ※構図(間取り図のようなイメージ)
 
何をどこに置くか。
 自己流だと私の場合は好きなことをペラペラとただ話している状態です。悲しいかな相手の事まで考えられていません。 
伝え方を一度学んだ方が絵でコミュニケーションを取ることがよりスムーズになりやすいと実感し、それは小さな事ですが料理をレシピ通りに作ることを成功体験として振り返り考えるきっかけとなりました。
 型に“はまる”ことは、抑えつけられることや、個性を押し込められることといったイメージが強くありました。
 しかし、それは自分の土台となり個性を引き立てる力になるようだと理解するに至りました。
 型や基本的な技術を習得することで、自分自身の個性や独自性を発見しやすくなるようなのです。
 
感覚、感性と型は別物。
 
型を使う事は自分を押さえつけるものではなく、個性を引き立たせてくれる道具。
 
そうだったのかー。
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