10月もしゃ会ポール・ゴーギャン開催しました。
模写「シエスタ」
クレヨン、只今こんな感じ。
12日と本日はもしゃ会を開催致しました。
画家はポール・ゴーギャン。
絵は「シエスタ」です。
ゴーギャン、実は画家になる前は株式仲買人として働いていました。
バリバリビジネスマンですね。
働きながら余暇に絵を描き、印象派の展覧会などにも出品し、評価されていたそうです。
その後、画家に転向しゴッホとの共同生活がありその後タヒチヘ。
ヨーロッパ文明と「人工的・因習的な何もかも」からの脱出を図るため、ゴーギャンはポリネシアに存在するタヒチ島に旅行します。
そこで多くの傑作を残したそうです。
私が不思議に思ったのはゴーギャンの絵の色味です。
タヒチといえば真っ青な海と空。
太陽の光の明るさもフランスとは全く違うのではないでしょうか。
なぜかタヒチを描いているのに、どの絵も彩度が低い(少しくすんだ感じの色)
ボーッ眺めていたらそこに、ヨーロッパの色合いを感じました。ややスモーキーな。
そこにゴーギャンのこだわりがあったのか。
それとも単純に彩度低めの色味が好みだったのか。
少し暗い印象のあったゴーギャンの絵ですが、そこに気がついたら妙に納得。
もしかしたらそういうつながりがあるのかもしれない、ないのかもしれない。
まだ21日(土)と22日(日)は空いております。
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