もしゃ会ポールセザンヌと新しい探求の道
先日ポール・セザンヌのもしゃ会第1回目を開催しました。
「サント・ヴィクトワール山」
44点の油画と43点の水彩画で描かれています。
この山は彼の家の近くということもありますが、キュビズムの探求として動かないものを描きたかったからだそうです。
山は動きませんからね。
※キュビズムとは
複数の視点から見た物の形を、一つの画面に表す。
物の形を、立方体、球、円筒、円錐、など幾何学的な形にする。
今回はアクリル絵の具で下絵なしで一気に描いていきました。
楽しいですね。まだ未完成。
描いている最中ご参加のYさんがアナログで描くことに興味を持たれたようで次回は絵の具で描く事が決まりました。
もしゃ会の時はいつもiPadで描かれていたので新しい境地ですね。絵の具の感覚が手に伝わってきたりデジタルには無い五感を感じることができます。
どんな絵が出来上がるのか楽しみですね〜。
私の途中の絵
セザンヌの絵
キュビズムで描かれた「リンゴとオレンジ」
セザンヌだと「リンゴとオレンジ」の絵は見たことある方もいらっしゃるかと思います。
この絵は大きく分けて3つのりんごの塊があります。
真ん中のリンゴの塊は正面からの視点。
左側の塊は斜め左上から。
右側は正面から。
という感じでいくつかの視点を一つの画面に描いています。
後に、ピカソやブラックが影響を受けていくのですがまだそこまで奇想天外ではないですね。
ピカソのキュビズムで描かれた
「マンドリンを持つ少女」
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