ピカソもしゃ会「座る女」見るのと描くのは大違い。
本日はピカソのもしゃ会でした。
今回は開催するにあたり下の写真の本を読んだのですが付箋貼りまくりです。
特に右側の齋藤孝氏が書いた「ピカソ 想像のエネルギーをかきたてる未完成力」はとても読みごたえがあります。ページ数は126ページと少ないのですがピカソの創造力の秘密がよくまとめられており大量の付箋が必要となりました。
取り入れたいことばかり。
ピカソは14歳の時には既に大人と同じような画力を身に着けているのですがそこにプラスして膨大な量の作品を発表しています。その数8万点とも!
それだけの作品を描き続けられたのはなぜなのか、そして新しい絵画のスタイルに挑戦し続けた理由は?
「描くことは実験すること」
ピカソは芸術作品として絵を描いたことはないといっていたそうです。
絵画を「研究や実験」「論理的開発」だと捉えていた。
・絵はプロセス。大事なのは創り出すという行為そのもの。作品にこだわりすぎると量がこなせない。量をこなすと技量と質も自然と上がる。
・学習能力の高さとスピード。
・スタイルを生み出す天才、画家で最悪なのは、自身のスタイルを持たないこと。
いやもう本当にグサグサ胸に刺さりまくりです。
今回のピカソの会はターニングポイントになりそうな予感がします。
摸写をした「座る女」
参加してくださったYさんとも話していたのですが、見るのと描くのでは全然違うんです。
描いてみるとこの絵の面白さが分かってくる。まさに噛めば噛むほど味が出るといいましょうか。手の形や目の位置がどう考えても見たままではないのですが描いてみるとそこがいいんですよね。笑
実際の手とは違う形に頭はちょっと混乱するのですが、Yさんも今までで一番楽しいと仰っていました。
本当に不思議な描き方です。
今回は段ボールに描いてみようと思い100均へ探しに行きましたが荷物を送る梱包用のしかなく下のA4サイズ用を選びました。これで荷物が届いたらビックリですね。
その前に郵便局の人が驚きそうです。
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