1日2回のもしゃ会終了。時を超え愛されるひまわり。

昨日第2回目のもしゃ会はアクリル絵の具で描きました。
久しぶりに使ったのですが、やはりいいですね。
クレヨンとは全く違う雰囲気になりそうで、どちらも仕上がるのが楽しみです。
ここからあのゴッホのひまわりへと変貌していきます。
現時点では缶詰のパイナップルのようになっておりますが。笑
パイナップルからひまわりになる様子をお楽しみください。

夜の部ご参加のSさんも、息抜きになりました!とのことでよかったです。
日頃効率を求められることが多いですが、こうして効率ではなく時間をかけ仕上げていくことはリラックスできますね。
Yさんより、ご感想を頂きました。

ゴッホは特に好きということもあり、ここはこんなに色が複雑なんだ、花びらはこんなに波打ってるんだと、知れる時間がとても幸せでした。
美術館やポストカードで、けっこうな時間見ていると思うのですが、描くと新たに見えてくるものがあるのが面白いです。
ゴッホが浮世絵と出会った年齢が、ちょうど今の自分と同じで、もっと模索しようとなんだか刺激も受けました。

刺激になったようでよかったです。毎回はじめに少し時間を取って画家の簡単なお話をするのですがゴッホは特に濃くてどこを伝えるのか迷いました。
ご感想にも書かれていますが、ゴッホは浮世絵の模写もしており歌川広重の「亀戸梅屋舗」(かめいどうめやしき)の模写や肖像画に浮世絵の花魁を描いたり浮世絵からの影響をかなり受けています。

歌川広重「亀戸梅屋舗」
ゴッホ 模写

左右に漢字を書くなど完全な模写ではなくアレンジされています。
「タンギー爺さんの肖像」
背景には花魁や富士山など。
描かれているのは、ジュリアン・タンギー。
セザンヌやゴーガンなど売れない画家の支援をしていたとされる画商。
なぜ背景には浮世絵なのか。
これは、タンギー氏が利益などは考えずに画家の支援をしていたことからそこに惹かれたゴッホ。

ゴッホは日本をユートピアの国としてとても好んでいたそうです。
芸術家のユートピアをアルルに作りたかった。その想いとタンギー氏の活動がリンクした。

肖像画もこんな風に描かれると一味も二味も違いますね。
描かれている人の個性が出ています。

今回も充実した時間となりました。
ご参加頂きありがとうございました!

さて、次の画家は誰にしよう。

ししゃもしゃもじ

絵×英語×コミュニケーション+模写たまに哲学

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