【メルマガ】アートにおけるハレの日ケの日
本日はアートのハレの日ケの日について考えてみました。
考えてみれば私たちの日常もハレとケの日がうまく混じりあっているなーと。
なぜそう思ったのかというと、毎日の食事からです。ハレの日ばかりでも飽きてしまうし、なんだか濃厚すぎて体に悪そうな。笑
けど、ケの日ばかりでもストレスが溜まりそうな。(この辺は個人差あるでしょうけれど)
程よくハレとケを交互にしていくといい感じになりそうだなーと思っていたら、あれこれっていろんなことに言えるかもしれないなと感じ、アートだったらどうなんだろうと思いました。
では、アートに戻しましょう。
「ハレ」と「ケ」は、日本の文化人類学者である柳田國男氏によって提唱された概念で、それぞれ「非日常」と「日常」を意味します。アートにおいて、これらの概念は非常に興味深い視点を提供してくれます。
「ハレ」と「ケ」は、日本の文化人類学者である柳田國男氏によって提唱された概念で、それぞれ「非日常」と「日常」を意味します。アートにおいて、これらの概念は非常に興味深い視点を提供してくれます。ハレの日は、特別な日や祭り、結婚式のような出来事を指します。アートの中での「ハレ」は、目を引く色彩や形、特別なテクニックや材料を使った作品に現れるかもしれません。一方、「ケ」は日常の中の静かな美しさや、繰り返される日常の習慣や行動を表しています。アートの世界での「ケ」は、日常のシーンや繊細な表現を通じて描かれることが多いです。
また抽象画は、具象的な物事やシーンを明確に描写するのではなく、色、形、線を用いて感情や思考を表現するもの。抽象画においても「ハレ」と「ケ」の概念は適用されると思います。ある抽象画は、鮮やかな色彩や大胆な形状で「ハレ」の要素を強調するかもしれません。一方で、別の抽象画は、より控えめな色や形状を用いて「ケ」の日常の静けさや平穏を描写するかもしれません。
0コメント