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語り合っているのか、それともふざけているのか?美術鑑賞は不真面目に見るのが楽しい。


今年になってから1人ではなく誰かと一緒に美術館に足を運ぶことが増えてきています。昔は1人で行ってゆっくり見る、または気になったものだけを見るという感じでした。それはそれで楽しいのですが今思えば少し殻に閉じこもっていたのかなとも思います。自分1人だけの世界と自分だけの感想、これもまたいいのですけどね。ただ、感じたことが広がっていかない感覚もありました。今年は作品を見た後や見ている最中に作品について感想を述べ合うという感じです。なんだかそれがとても面白くて、自分とは違う視点や拘りに驚き作品自体の見方もまた変化していくことが興味深いです。人によっていろんな視点がある、それが私自身もやっと理解できてきたからこそ、他の人の意見も聞いてみたいと思うようになったようです。そしてそれがまた創作する時の活力にもなっています。いいものを見たら人は誰かに伝えたくなる生き物なのかもしれません。笑
さて今回は先日開催したもしゃ会での葛飾北斎「凱風快晴」の変化3連発です。笑
 
こちらは本家葛飾北斎。
1枚目まずは普通に模写したもの。
 
アクリル絵の具
 

2枚目続いてもう少しラフにします。
アクリル絵の具
3枚目最後はなんだかわからない状態まで抽象化。
 
ちょっとプリンみたい?
 
何が描いてあるのかわかる状態から何が描いてあるのかわからない状態。
模写ということになると3枚目はどうなのよ??という感じがしてしまいますが色味的には間違ってはいない。笑
 
こういう感じもありですね。

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