楽しさを解放する。
抽象画ってよくわからないと思われる方もいるかと思いますが、確かによくわかりませんよね。笑
絵の中に物語が見えるわけでもなく、なんなら真っ黒な画面だけを見せられたり。
見る人へのサービス精神はないような気もします。
真っ黒なキャンバスから何を見出すのか?
それは見る人へと委ねられる。
いや、真っ黒なキャンバス見てもつまらないし。
あ、ならそれが答えですよ。
それでOK。
はっ?と思われそうですが、好きか嫌いかそんな感覚でいいんだと思います。
ただ描く側には意図があります。
なぜそう描いたのか。
(ない人もいるかもしれないけれど)
私もなくていいかなと以前は思っていたのですが、やはり意図はあった方がいいなと思うようになりました。
意図と言っても別に難しいことではなく、なんでこう描いたの?ってこと。
それがあるかないかで、なんとなく作品から醸し出される空気が変わります。
個人的なことなんだけどそれを見た人と共有したいという思いが存在することになります。
さて、下の絵は水彩絵の具で描きました。
この絵のポイントは絵の具の滲みと絡み合う線。
あ、見たまま!笑
水彩絵の具の滲みはコントロールできない偶発的な面白さ、美しさがあるなと感じています。
コントロールできない。
そこにこそ面白さが含まれているなと感じます。
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