スニーカーに導かれ「名曲喫茶ライオン」へ。

スニーカーに導かれ、渋谷の道玄坂にある「名曲喫茶ライオン」へ行ってきました。
ここは、巨大なスピーカーでクラッシックが聞けるというお店です。
そして私語禁止、撮影禁止とのことで本当に音楽を聞くための喫茶店。
これは堪らんでしょ。笑
お店の外観はきっと本で見ていなかったら素通りしていたかもしれない、そのぐらい年月から醸し出される重みと重厚感を感じました。

では、扉を開けて入ります。
中は薄暗くお客様はほとんどいません。
近所の方と思われるラフな服装のおじさまや仕事の休憩中のようなサラリーマン、若いアート系の女性など。1人で来ている方ばかりでした。

なんか、短編小説でも書けてしまいそうな感じです。笑

お好きな席をどうぞ、とのことなので1番奥の席に座りました。

ここは、内装に特徴がありその中でも席が全てスピーカーの方を向いているというのが特徴です。
本当にコンサートホールにいるような気がしてしまいます。

メニュー表と本日の定時コンサートの曲目を渡されます。
定時コンサートとは、毎日15時と19時からこの曲目にある曲をオーディオから流すそうです。
7/15日までの曲目が書いてあります。
本日は、
ベートーヴェンのピアノソナタ第3番、第13番、
ブラームスのラプソディーなど。
15時ごろに着いたのでちょうど流れていました。
少しして珈琲がテーブルに置かれます。
この珈琲が酸味が少なく味に深みがあってとても美味しい。ブラックで飲んでからミルクを入れましたが好みとしてはブラックのままでよかったかな。
そのぐらい癖がない深み。

珈琲を飲みながら巨大なスピーカーから流れてくるクラッシックを聞きます。
巨大なスピーカーの左右には首振り扇風機。
お店は昭和初期にできたそうで、懐かしい香りがします。
そう、これはおばあちゃんの家の匂い。
近所に住んでいた親戚の叔父さんの家もこんな匂いがしたな。
令和の今、昭和の香りがする喫茶店にいるのが不思議です。

16時過ぎまでいたので滞在時間は1時間ぐらい。
途中、入ってきた何人かの人は二階へ上がって行きました。
私も次に来た時は二階に座ろう。

ししゃもしゃもじ

絵×英語×コミュニケーション+模写たまに哲学

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