相手に伝えるために、そして自分を理解するために言語化する。

絵を描くことと、言語化すること。真逆なことのようですがここには繋がりがあるということに最近気がつきました。

私はもともと言語化が苦手でした。今はだいぶできるようになってきましたが。

言語にするって頭使うじゃないですか。笑

(めんどくさがり)

小さいころからあまり自分の考えや感じていることを言葉にして伝える機会が少なかったというのもあると思います。言葉って無意識に使えるようになっていますが、それをどこまで深く使いこなすようになるのかはその人の言葉への(世界との)関わり方によって変わってくるようです。

そして、

「感覚は自己の世界、それを世界と繋いでくれるのが言葉。」ということ。


自分の世界を自分以外の人へ伝えるために言葉を使う。当たり前のようではありますが、私にとってはものすごい気づきだったのです。

そういえばそうだよね!という気づき。

そんなこと考えて言葉使ってなかったですし。どこかで私は感覚的だからという思いで言語化することは避けていました。(だってめんどくさいというのと、諦めていたのもある)

でもこれって、怠慢だったなと今は思います。

まあ、なかなか気づかなかったり色々原因はありますけれど。


感覚ってそのままだとモヤモヤと霧のようで掴みどころがない。

もちろん周りの人に伝えることもできない。

どんどんすっきりしない感覚が積みあがっていくのです。

そこでモヤモヤとした霧のような状態から言葉にして形を持たせてあげると不思議なことに自分との繋がりが強くなってきたのと、より目の前のことを理解できるようになったのです。


それは、絵を描くときも同じ。

これにはビックリしましたね。あんなに苦手で避けてきたものに助けられた。

感覚や感性と言葉を切り離すのではなくそれはお互いに関係しあっている。


模写するときも、まずよく観察してみて「なんかこの線いいな、どこが気に入ってるんだろう?」「この色の組み合わせ気になるけど、どうしてだろう。どんな気持ちがする?」など、自分に質問してみるといいです。

絵を描き始める前に感じたことを言語化してから描き始めると、よりその画家のエッセンスが学べるし、楽しいですね。


なんとなくボヤーとしているものを言葉にしてみる。

この楽しさに気づいてしまうとやめられなくなります。

まるで言葉を話し始めた小さい子のように。笑

どんどん自分と世界との関係が豊かになる。


相手に伝えるために、そして自分を理解するために言語化おすすめです。




ししゃもしゃもじ

絵×英語×コミュニケーション+模写たまに哲学

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